方向補語「來/去」の基本

CEFR B1 目安

動詞の後ろに「來(こちらへ)/去(あちらへ)」を置いて動作の方向を言える。

こちらへは來、あちらへは去。

請走進來。ㄑㄧㄥˇ ㄗㄡˇ ㄐㄧㄣˋ ㄌㄞˊ

02

基本の形

この導入では話し手の位置を基準とします。進は中への経路、來/去は基準点との関係を示す別の部分です。

動詞 + 経路 + 來/去

経路と、基準点との関係

走進來の進は中へ、來はこちらへ。走出去の出は外へ、去は基準点から離れる関係です。

動詞 + 過來

こちらへ持ってくる

拿過來は基準点の方へ持ってくること。誰の位置を基準にするかを文脈で確かめます。

把 + 対象 + 動詞 + 方向補語

対象を把で先に示す

把行李拿過來。は荷物をこちらへ持ってくる依頼。把構文の動詞句には方向も続けられます。

03

違いを見分ける

中へ入る経路は同じ、基準点が違う

場面・表現の対比
  • 來 · 話し手が部屋の中請走進來。ㄑㄧㄥˇ ㄗㄡˇ ㄐㄧㄣˋ ㄌㄞˊ

    入ってきてください。

    來(近づく)。

  • 去 · 話し手が部屋の外請走進去。ㄑㄧㄥˇ ㄗㄡˇ ㄐㄧㄣˋ ㄑㄩˋ。

    中へ入っていってください。

話し手が中なら進來、外に残るなら進去。話し手の位置も違うため場面対比です。

04

迷いやすいところ

方向は絶対的な東西ではない

來/去は基準点との関係です。話し手の位置や、語りの視点が変わると同じ経路でも選ぶ語が変わります。

上・下だけでは來・去は決まらない

下來は下りて近づく、下去は下りて離れる。上下の経路と基準点を別々に捉えます。

05

自分で使う

話し手は部屋の中にいます。外にいる相手へ「こちらへ入ってきて」と言いたい。

請走進__。

06

例文で慣れる

型で絞る

1 / 10

去我們走過去吧。ㄨㄛˇ ˙ㄇㄣ ㄗㄡˇ ㄍㄨㄛˋ ㄑㄩˋ ˙ㄅㄚ

私たちは向こうまで歩いて行きましょう。

去(離れる)。

要点を一枚で振り返る

來/去は、話し手などの基準点に近づくか、離れるかを動詞の後ろで伝える。

話し手が部屋の中

請走進來。ㄑㄧㄥˇ ㄗㄡˇ ㄐㄧㄣˋ ㄌㄞˊ

入ってきてください。

話し手は部屋の中、聞き手は外。同じ入口を通って話し手の所へ入るなら進來です。

話し手が部屋の外

請走進去。ㄑㄧㄥˇ ㄗㄡˇ ㄐㄧㄣˋ ㄑㄩˋ。

中へ入っていってください。

話し手は外に残り、聞き手だけが中へ入るなら進去です。経路は同じでも基準点が異なります。

動詞 + 経路 + 來/去

走進來の進は中へ、來はこちらへ。走出去の出は外へ、去は基準点から離れる関係です。

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  • StashLogの作文教材(Shunkan)既存教材を基に編集。台湾華語ネイティブレビューは未実施。